溶接

異種金属溶接:
銅 – アルミニウム

今やファイバーレーザーは、安定的に使用できる工業用ツールとなっています。これらのレーザーは非常に多くの高品質な微細加工プロセスを可能にする特徴的な性能を持っています。ここでは、異種金属間での高品質な溶接について紹介します。
ナノ秒レーザーを使用することで、薄板の重ね合わせ溶接が可能です。このような溶接は電子機器や電池製品でしばしば見られます。
この溶接法の課題として、異種金属を溶接する際に熱影響により溶接個所が壊れやすくなることがあります。このような用途にファイバーレーザーを使用することで、入熱を抑えて熱影響を受ける部分が減少し、さらに処理時間も短くなります。ファイバーレーザーを使用する他の利点として高精度で制御し、均一で再現性の高い溶接を行うことができます。
この例では、TruPulse 2007 nanoを使用し、3カ所のスポット溶接を行いました。処理時間は約1秒で、銅とアルミは非常に強固に接合されています。処理速度は非常に速く、酸化物が発生せず抵抗値も低いです。

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